忘れたい過去
写真は、昔友達と訪れた伊豆です。
昨夜は早く寝たのですが、最近3日ほど続けて母親の夢を見ます。
わがままで、押しが強く、なんでも自分の思い通りにならないと気が済まない母。
とにかく口を開けば他人の悪口ばかり、私への罵詈雑言もすごいし、それにはむかうものなら暴力をふるいます。
こちらが何かしたわけでなく、自室で静かにしていただけでも、虫の居所が悪いと、仕事から帰宅するなりいきなりすごい勢いで部屋のドアをあけ、問答無用でボコボコにされたこともあります。
今までされた数々のことは、断片的なエピソードではありますが
はじめましての方はこちらから(私の生い立ち) - いつか、雨はあがる。
にまとめてあります。
これは一生懸命思い出して書いたものですが、正直これらのことは、今一度よく思い出せと言われると、怖くてできません。
そういう仕打ちを受け続けてきた幼少期~18歳から、もう10年以上経っているのですが、
本気で考え出すと、今でも怒りの感情むき出しの叩き方とか、鬼のような形相、私を「父に似ている」、「叔母に似ている」、「気色悪い女」などと言って私を罵り、嘲笑した母の様子が、まざまざと思い出されるのです。
本当に怖くて恐ろしい。
なので、普段は記憶に蓋をしておかないと、「どうして自分が今生きているのか」とかそういう根本的なことに向かい合うはめになります。
ぬぐえない恐怖。
母はやせ形で拒食気味の私とちがって、恰幅がよく、すごく力も強いです。
叩かれるときや物を投げつけられる時の痛みはすごく、(それ以上に心は恐怖と空しさと絶望でぐちゃぐちゃですが)とても太刀打ちできる相手ではないと、小さいころから思い知らされました。
今取っ組み合いをしても、きっと勝てないでしょう。
どうせなら殺してくれたらよかったのにとも思います。
そんなことをあれこれ思いますが、忘れて生活している時は、心が少し楽です。なので忘れていたいのだけど、体調を悪くして寝たりすると、夢に出てくる気がします。
どうしたら忘れられるのでしょうね。