いつか、雨はあがる。

幼少期からの虐待によってうつ病、パニック障害を発症。自殺未遂、向精神薬・安定剤依存、入院を経て、現在は非正規で働きながら兼業主婦をしています。対人恐怖を治療中。どのように自尊心を回復していくか、日々思ったことを書いていきます。

母のサンドバックで、着せ替え人形だった私

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母からひどい電話があった後、食事が取れなくなり、ずっとおかゆや飲み物だけで過ごしていたのですが、だんだんご飯が食べられるようになってきました。
食事を作ることができず、買い物にも行くことができなくて、主人にはしばらくコンビニ弁当で我慢してもらい、とても迷惑をかけてしまいました。
主人にやつあたりもしてしまいました。

先日、職場の集まりがあったのですが、その帰り、私の様子を不審に思ったようで「大丈夫?」と聞いてくださった方がいました。

気にかけてくださったのがありがたくて、そして暗がりで人目も無かったこと、相手が年上の女性だったこともあり、張りつめていた何かが切れて、ぶわっと涙があふれてしまい。

初めて「実はちょっと肉親のことで・・・」と少しだけ打ち明けました。
あんまり全部のことを言うときっとびっくりされると思ったので、ただ、「肉親の執着がひどくて暴力もあって困っている。長年悩んでいたけれど、法律相談もし、もう解決の糸口は見えているので大丈夫です」とお話ししました。

今まで職場でも人を避け、最低限の仕事だけして帰っていた私です。
今の職場に勤めて数年。ずっと体調が悪そうなのも、「ちょっといろんなことがあって・・・」と濁していました。

私は幼少期からずっと、日常的に容姿に対する悪口を言われ続けていました。
毎日毎日です。
「お前は汚い、臭い。」「服の着方のセンスがない」「何をやってもおかしい」「背筋がいつも曲がっている、せむし女。」「歯が黄色い」「髪の毛が薄い」「歯並びが悪いから矯正しないといけないのに父のせいでお金が無い」「鼻が低い」「父に似て足が短い。私に似なかったから」「足が太い」「びっくりするほど毛深い」など。

殴られたり、物をぶつけられたり、髪の毛を引っ張って部屋から引きずり出されたりしながら言われたこともありました。
そういう悪口を言う時の母の顔は、憎悪、嫌悪に満ちていて、心底気持ちがわるい!という風に私のことを言うのです。

かと思うと、「クラスで一番かわいい」「淡い色を着せると似合う」などと褒める時もありました。私は母の言葉を全部真に受けていましたが、今思えば、母の気分次第だったのでしょう。
母にとって私は、いつでもどこでもいじめて殴ることのできる、サンドバックだったのだと思います。

私は人から見られるのが怖くて、常に人の目から隠れて生活するようになりました。

学校で「かな子はかわいいよ」と言ってくれたり、「かわいいのだからもっとおしゃれすればいいのに」と、言ってくれたりする女の子もいましたが、私は自分を気持ちの悪いものとしか思えず、人前に出るのが大の苦手になりました。
今も仕事以外はほとんど引きこもって暮らしています。

母は洋服を買うのが大好きで、部屋にはものすごい枚数の服があふれかえって、山のようにぐちゃぐちゃになっていました。
同じような色の同じようなデザインのものも何枚も何枚もあり、一度も着たことがない服もいっぱいありました。
一度も袖を通したことのない服であっても、母は「これは品が良くて高いものだったから」と言って、決して捨てようとはしませんでした。

そして、私のことも着せ替え人形のように着飾らせるのが大好きでした。
一番おしゃれをしたい中学、高校時代も、母の選んだもの以外着ることは許されず、私は息のつまるような思いで過ごしました。
実家から外に出かける時は、必ず母の選んだ服を着なければならず、私は外出が苦痛で苦痛でたまりませんでした。
「お前はあごが出ている」「きもちわるい、臭い」などと言うくせに、母は私をお人形のように扱って、上から下まで母の好みの洋服を着せるのです。

母の着せ替えごっこは最近まで続き、私が今持っている服のほとんどは母が買ったものです。
私は30代の大人の女性です。30代女性の洋服のほとんどが、母の見立てたものだなんてことがあるでしょうか。

お金がないお金がないと言って、私に借金まで申し込んでくる母に、一体どうして服を買うお金があるのか分かりません。ですが、母は次から次へと服を買ってきます。

私は借金返済もあり、下着を買うのもケチるような暮らしをしているので、母が買ってきた服を仕方なく今も着ています。

母の選んだものを着るのは気持ちが悪く、正直全て燃やしてしまいたいです。

でもそうすると私の服がほとんど無くなってしまって大変な出費になるので、服に罪はないんだと言い聞かせて使っています。
そして少しずつですが、母が買った気に入らないものはリサイクルショップに売るようにし、代わりに自分で選んだ古着を買って、母の買ったものを無くしています。

母の服がすべて無くなったら、私は母の支配から逃れられるのでしょうか。
母と絶縁し、もう新しく母の服を着なくていいと思うと、本当に心からせいせいします。

でも、自分で選ぶ服も、母の趣味が入っているような気がして、自分で服を買うのがとても苦手です。
主人は「自分の中からお母さんをすべて追い出そうとしたら、自分が苦しくなる。すべて追い出そうとしても、お母さんの影響を受けて育ってきた以上、それは無理なことなのだから、そのまま受け入れて生きていけばいい。」と言います。

いつか、私にも自分らしさが見つかるのでしょうか。