自分の罪
今日はずいぶん気温が下がりましたね。
これからますます寒くなって行きそうです。
飼っている子カメが冬を越すかどうか心配。
ヒーターを入れて、バスキングライトも入れてありますが…。
先日、前職場でお世話になっていた方のお宅にうかがいました。
仕事をし始めたばかりの時、私は本当に調子が悪く、パニックの発作を隠し、薬を大量に飲みながらの勤務でした。
毎日毎日自殺を考え、地獄のような日々でした。
詳しいことは
はじめましての方はこちらから(私の生い立ち) - いつか、雨はあがる。
の、<社会人になってから>のところにまとめてあります。
ひどい体調だったので、いろんな方にご迷惑をかけたと思うのですが、そんな中で私を気にかけ、いろいろ心配してくださったのがその方でした。
情愛が深く、面倒見が良いばかりでなく、非常に聡明で哲学のある女性で、とても尊敬している方です。
おうかがいしてお話する中で、「実は・・・」と実家のことを少し話しました。
今まで言ったことは一度もありませんでした。
詳しくは言いませんでしたが、話していて、涙が出てしまいました。
その方は、「あなたのやり方は間違っていないと思う」と言ってくれました。
思えば数年前、「そんなに頑張らなくていい、自分の体のことを一番に考えた方がいい」と私に初めて言ってくれたのはその方なのでした。
誰もそんなことを言ってくれなかった。
その時、優しい言葉に、本当に心がほっとしたものです。
あたたかいものをくださった方でした。
私は、苦しみから逃げるため、間違うこともいっぱいありました。
肉親からの愛に飢えすぎているがゆえに、他人との距離の取り方が分かりませんでした。
親しくしようと自分から近寄って行くのに、かといって向こうから踏み込んで来られると苦痛になり、わざと遠ざけたような人もいます。
そうして傷つけてしまった人がたくさんいます。
あの時は引っ掻き回して申し訳なかったという気持ちでいっぱいです。
何が自分のストレスの原因か分からぬまま、自分が肉親の愛に飢えているという事実にも気付かぬまま、自分も母と同じような人格障害になっていたのだと思います。
いろんな過ちの償いは、どうしたらできるのでしょうね。
あたたかい人との交流の中で、自分は一体どう生きていけばいいのか、考えさせられています。