警察に相談に行きました。
父が来るということで、夫にも言われ、重い腰をあげて警察に相談することにしました。
そもそもこんな肉親同士のもめごと・・・
警察は相手にしてくれるわけがない、と私はずっと考えていました。
しかし、弁護士さんに相談に行った時、またカウンセリングでも、「一度警察に相談しておいた方がいい」と言われ、そして夫からの後押しもあって思い切って電話相談をしてみることにしました。
かけたのはこちらです。
警視庁総合相談センター「#9110」又は「03-3501-0110」
(正確には、自分の住む県の警察相談センターに電話しました。)
かけると数コールで女性の方が出ました。
最初は緊張して声も手も震え、また、されたことなどを思い出して言うのに精いっぱいで本当にたどたどしかったと思います。
しかし、あらかじめ言わないといけないことを箇条書きのメモにしてから電話したため、要点はうまく伝えられました。
女性の方からの話
・経済的事情もあると思うが、できたら引っ越しをすること
・電話番号も変える
・会いたくない人が無理やり来る場合、近所に不審者がいると言って通報して良い
・一度最寄りの管轄の警察署に電話相談をしてみてほしい→在住の市を言うと、最寄りの警察署の電話番号を教えてくれました。
「怖かったら通報して良い」という警察の意見に驚きながらも、かなりほっとしました。
そして、女性の方からのアドバイス通り、そのまま管轄の警察署に電話をかけました。
今度は男性の方が出まして、
ここで「そんなことで電話してくるな」と言われたらどうしよう・・・
と思い震えながら、先ほど女性に話したのと同じ話をしたところ、
「直接お話できればと思うので時間があったら来てほしい。今日はお仕事は?」
とのこと。
副業の時間までまだ時間がありましたので、二つ返事で「今から行きます!」
と伝えました。
「気を付けて来てください」と丁寧に応じてくださいました。
警察署に行くと、先ほど電話で応対してくれた男性の方に個室に通されました。
生活安全課の方でした。
そこからなんと私のために1時間半ほど時間を取っていただき、話を聞いてもらいました。
最寄りの警察署の男性からのアドバイス
・できれば引っ越して身をかくす(女性の方と同じ意見)
・行方不明の届けが出されては困るので、住所を書かずに「元気です」のはがきを出す
・怖い人、不審な人が近くをうろついているという場合は即通報してください。不法侵入や暴力になる前に通報してもらってかまわない。犯罪を未然に防ぐのも警察の仕事なので、怖いことがあればぜひ通報してほしい。(そうなんだ!と目から鱗でした。)
・引っ越しができない場合は、自分でドアホンを買ってつける(売っているところまで教えてくれました)
・ご主人がお父さんと会ってくれるということだが、御主人とお父さんが会っている間は、かな子さんは安全なところに居てください。電話も切っておくと良い。ご主人とはよく打ち合わせして、連絡を取る時間帯を決めておくと良い。
・ご主人がお父さんと会う時は、できるだけ人目の多いところで会うように。二人きりで長く車に乗ったりしない方が良い。
本当に具体的なアドバイスで、なるほどと思いながらメモしました。
そしてここからが重要
・車の名義を貸している件についてはまずいと思う。ご両親が事故をやった場合など、なんらかの責任がかな子さんに来る場合がある。せっかくご主人がお父さんと会うのだから、その辺のことを清算できるように、準備をしてから会った方が良い。
そうなんです。
私は車の名義を親に貸しており、その後変えてほしいとお願いしておいたにもかかわらず、相変わらず税金の請求が私に来ています。
父の話によると、父も母もなにやら自分名義で車が持てない状況になっているようなのです。
この車の名義変更はかなりややこしいです。
警察から帰ってネットでいろいろ調べてみましたが、名義を取り戻すのに相手が話を聞いてくれない場合には、結局裁判を起こすしかありません。
警察も税務署もこれに関しては自己責任で全く相手にしてくれないそうです。
今後父が名義変更に応じない場合、裁判にする可能性があります。
弁護士さんに依頼することになりますし、ちゃんとお金をためておかないとと思いました。
このブログを読んでいる皆さんにも、お伝えしたいです。
絶対に人に名義は貸してはいけません。
たとえそれが実の親であっても。
本当に気を付けてください。
一時の信用、一時の甘えが、後々長い間の心配の種、苦しみの種になります。
人は裏切るものです。