家がしんどい人は逃げてほしい
今日は主人が休みで、私は仕事でした。
明日出張なので、主人は今日から出かけて行って、出張先で泊まりです。
私が帰宅すると、主人はすでに出かけていましたが、洗濯が干してあり、朝食の皿もきれいに洗ってありました。
鬱っぽくて体調も悪いはずなのに、本当にありがたい・・・。
最近、実家のことは辛すぎてあまり思い出さないようにしています。
しかし、同じような境遇の方からメールをいただくようになりまして、
初めてブログを訪れた方に、右サイドバーにまとめてある「私の生い立ち」のページを読んでもらうために、
読みにくいところがないかどうか改めて確認していたところ、否が応でも思い出すことが色々ありました。
私の生い立ちのページはこちらです。
はじめましての方はこちらから(私の生い立ち) - いつか、雨はあがる。
実家では、家族全員が足の引っ張り合いでした。
父が家事をやることはないし、たまにやったとしても、母はそのやり方にものすごく文句をつけて怒ります。
父も母の家事の仕方に文句を言い、母はいつもイライラしていました。
兄も一切家事はしませんでしたし、人がする家事に文句ばかりつけるような人でした。
兄は本当に、あの手この手で人を言いくるめ、自分に都合のいいことしかしない人間なのです。
そして、兄は母に溺愛されているので、それが通るのです。
兄は本当にわがままで自己中心的で、演技的な人間に育ちました。
今思い出しても恐ろしくてぞっとします。
だから、主人が家事を手伝ってくれたような、こんな家庭内での優しさは、私の経験上にはありえなくて、本当に奇跡みたいなことなんです。
こういう世界があったんだと。
ただただ、びっくりなんです。
世の中には、そういう善意や思いやりを知らずに生活している、かつての私のような人が他にもいるのでしょうか。
悪意と自己主張と見栄しかなかった、うちのような家が存在するんでしょうか。
もし、そういう家にとらわれていて、苦しんでいる人がいるなら逃げてほしい。
そういう世界だけがすべてじゃないって、知って欲しい。
私は、主人や友人のおかげで、気づいて逃げることができた。
本当に恵まれていたと思います。
そういうことを相談できる窓口が、たくさんできるといいのですが、
親子問題と言うのは難しく、子ども自身も親を好きなのでかばおうとするし、家庭の秘密は守ろうとするので、露見しにくいと思います。