いつか、雨はあがる。

幼少期からの虐待によってうつ病、パニック障害を発症。自殺未遂、向精神薬・安定剤依存、入院を経て、現在は非正規で働きながら兼業主婦をしています。対人恐怖を治療中。どのように自尊心を回復していくか、日々思ったことを書いていきます。

見栄と世間体のおばけ

父と母は、祖母や親戚に私の職業を偽っており、私は今までその嘘の片棒をかつがされてきました。

自分から積極的に嘘をついたのではなく、私が居ない間にそうなっていて、帰省時に「こういう仕事してることになってるから話を合わせろ」と言われたのです。

私は自分から進んでその話題を出しはしませんでしたが、向こうから

「かな子ちゃんは〇〇なんだってねえ、すごいねえ」

と言われ、微妙に相槌をうつしかありませんでした。

近所の人にもふれまわっていて、その話題を出されるたびに、針のむしろにいるようでした。

 

洗脳が解けかかっている今思えば、そこで

「いや、そんな仕事はしてない、両親が勝手にうそをついただけ」

とはっきり言えばいいのですが、当時の私にはそれが言えませんでした。

 

そんないきさつがあった中、先日、祖母から私にあてて贈り物が届き「その親戚にお礼の電話をしろ」と父から連絡がありました。

しかし、まずその贈り物自体が、本当に祖母の意志で送られたものかどうかが怪しいのです。

 

祖母は母方の祖母で、母の兄弟の家族に多く援助をしています。(金銭的、物質的どちらも)

というのも、母は父と結婚してから30年近く実家と音信不通で暮らしており、孫である私が生まれた時も、なんの連絡もしていません。

母の兄弟は祖母の近くで暮らし、仕事も堅いところに勤め、孫もたくさんいますし、母が絶縁していた間、祖母の面倒も母の兄弟のお嫁さんがみていました。

 

自分の傍で暮らしてくれて、まわりの面倒をみてくれる子どもに援助をするのは当たり前ですよね。

 

しかし、母は、自分の兄弟の家族をすごく憎んでおり、自分は援助が受けられなかったのにと、祖母を恨んでいます。

 

ある時、祖母と母と私で買い物に行ったことがあり、祖母はいつも自分の面倒をみてくれるお嫁さんにお土産を買いました。

そしたら母が、「うちの娘にも何か買え」と祖母に言いました。

そこで、祖母はちょっと嫌な顔をしたのです。

私は見逃しませんでした。

すぐに、「おばあちゃん、いらないから。欲しいものは自分で買うし大丈夫だから」と言ったのですが、母が「こっちにも買うのが当たり前だろう」と祖母に言い放ち、祖母はしぶしぶ私のためにお金を出したのです。

 

そのことがあってから、祖母が私に何かを送ってくれるのは、母に何か脅されてのことではないかと思うようになりました。

 

だって、最近会ったばかりの祖母なのです。

私が産まれた時も知らないし、急に大人になって現れた孫。

数える程度しか会ったことがない。

しかも急に戻ってきた娘(私の母)はお金に困っているらしい。

 

祖母には近くに住んでいて、赤ちゃんの時から成長を見ている孫がいくらでもいるのです。

そのお孫さんが産んだひ孫すらいます。

最近大人になって急に現れた遠方に住む孫に、そんな情がわくでしょうか。

 

私の結婚の時に父母が持ってきたお祝いのお金は、ほとんど祖母からのものでした。

また、結婚のちょっと前には「車を買うためのお金を祖母から貸してもらえ」と言われ、半ば強引に70万円を借りさせられ、私はちょっといい車を買わされました。

私はお金を借りるのがすごく嫌なので、正社員の仕事に就き、そのお給料ですぐに祖母にお金を返しました。

 

ほぼ同じ時期、私の兄も祖母に頼み込んで車購入の資金を借り、かなり大型のいい車を買いました。

兄は1人ぐらしなのに、燃費も悪い大型のファミリーワゴンです。

その後、兄は借金を踏み倒しているそうで、祖母が警戒心を持ったのは確実でしょう。

 

そんなあれこれがあり、私は祖母からの贈り物を純粋に喜ぶことができなくなってしまいました。

なにか裏があるのでは(母の脅しなど)と勘ぐってしまう。

 

職業を偽らされてもいますし、祖母と直接電話で話すのがいやで、私はお礼状を書くことにしました。

主人と私の近況を入れて。

しかし、それが父には気にくわなかったようで、私の考えがおかしいと。直接お礼を電話しろと。

私は「そちらで私のことを親戚にどのように嘘吐こうと言おうと勝手だが、私は直接聞かれたら本当のことを話すし、今後事実しか言う気はない。私のことを本当は恥ずかしいと思っているのでしょう?」

と言ったところ、

「職業を偽ることは、自分を良く見せることであって、自分のためにもなることだ。自分だって仕事をする上で学歴を偽っている。どうしてそんな簡単なことが分からないのか。考えが神経質すぎる」

と、訳の分からないことを言われ怒られました。

 

価値観や考えが違いすぎて、改めて、父と母は見栄と体裁と世間体の化け物になってしまったのだなあと思いました。

私に帰ってきてほしい、帰ってきてほしいと言い、ストーカーのように執着し、何日か電話がつながらないと半狂乱になって怒り散らす両親。

 

私が地元に帰ることができないのはどうしてなのか。誰のせいで帰れないのか、少し考えてみて分からないのでしょうか。

 

兄の結婚式出席の件もそうです。

たくさんの親戚が来るから、自慢したいから参加しろと言われましたが、私はそもそもそんな自慢できるような人間ではない。

今も精神不安定で、自分を保つのに精いっぱい。

安定剤の依存と自殺未遂で仕事が続けられなくて、今までに3度仕事を転職しているのに、何もかも完璧な人間のふりをして、親戚たちの前に立てと言う。

自分たちの見栄のために。

 

自分たちに何も誇れるものが無いから

仕事もきちんとやっているわけでなく、財産も何一つなく、借金だけ。

自分たちは学歴も無く、自分の親にも今まで義理を果たしていないため

すがれるものがなんにもないのでしょう。

 

だから私にストーカーのように執着してくるのだ、私の義実家にすらたかってこようとするのだと

改めて、なんてかわいそうで、恥ずかしい人たちなんだと思った次第です。