いつか、雨はあがる。

幼少期からの虐待によってうつ病、パニック障害を発症。自殺未遂、向精神薬・安定剤依存、入院を経て、現在は非正規で働きながら兼業主婦をしています。対人恐怖を治療中。どのように自尊心を回復していくか、日々思ったことを書いていきます。

母のようになりたくない

最近また体調が悪くなってきてしまいました。

特に朝が辛くて、憂鬱で死にたい気持ちになってしまいます。

だんだん夕方にかけて気分はましになりますが、変な夢も延々見ますし、ちょっと不安定な感じです。

 

考えないようにしているのですが、通勤の行き帰りの時に、家族のことを思い出してしまいます。

そもそも、「母の日」「父の日」とか、「父と母が尊敬するような人で、家族全員仲が良くて当たり前」、「親子の情で涙を誘う」みたいな世の中の風潮?・・・テレビやなんかでもそういうことがよく流れていますけど、そういうイデオロギーみたいなものから脱却すること、我関せずの境地に至ることが必要なんじゃないかと思ってきました。

「元気で明るいのがいいこと」みたいな風潮もです。

元気で明るく居ることってそんなに大切なことなんでしょうか?

 

親はいなくても、子どもは大人になれば自分で生活して生きていけます。

過去にあったことがどんなことであれ、もうそれは過去のことです。

何度も思い出したりしてしまいますが、自分はもう大人なのですから、当時と同じ恐怖にかられなくてもいいはずです。

もう安全なところにいるはずですし、自分の力で辛い、嫌なことからは逃げればいわけなのだから。

 

でも不思議なことなのですが、あんなに嫌なことばかりされ、殴られ、罵られ、怖いことばかりをされたのに、母を慕わしく思う気持ちが自分の中にあるのです。

もしかしたら、もう一度話せば分かってくれるのではないか、今度こそ、謝ってくれるのではないか・・・。

実際はそんなことはありません。今まで何十回、何百回と期待して、裏切られてきました。

どんなに言葉を尽くしても、どんなやり方で語りかけても、

泣いて怒っても、諭すように静かに話しても、

母が自分の過ちを認めたことは一度もありませんでした。

「お前は気持ち悪い女、いつまでも根に持つ女、性格の悪い女」

顔をしかめて、本当に嫌そうにそう言われ、大人になっても殴り倒されました。

なぜ、私は殴り返すことができないのか。

母がそんなにも怖いのか。

 

母にもどこかに罪悪感はあるのでしょうか?

臆病すぎて、その罪悪感に向かい合うことができないだけなのか、それともそもそも悪いとも微塵も思っていないのだろうか?

私は物心つく前から殴られ、罵られ続けていました。

物心ついた最初の記憶が、母から逃げて物置に隠れている記憶です。

母は自分がし続けたことを何とも思っていないのでしょうか?

自分の娘にそういうことをし続けて、後悔もせず、死にたいとも思わず、普通に生きていけるものなのでしょうか?

私にはそんなことをし続けて、娘が何度も自殺未遂をしているのに、平気でのうのうと生きている神経が理解できない。

 

体調がいまいち良くならないのは、私の中にあるそんな答えの出ない問い、そしてやり場のない怒りが、うまく消化できていないからだと思います。

安定剤を飲んで、仕事が終わって運転して帰るとき、気が付くとなんだかわけの分からない独り言を言っている時があります。

車と言う密室の中、一人なのをいいことに汚い言葉やおかしな言葉も出ます。

人が聞いていたら、多分すっかり気が狂ったと思うような声の調子です。

「死ねばいいんだろ・・・死んだら満足でしょう・・・どっちが死ぬんだ」

「お前らがあ私にしたことをーーー!!」

「いい加減にしろよ・・・私が何をしたって言うんだ!!!」

「ああーーーーー!!!」

などと、意味を為していない叫びや、嗚咽みたいになってしまう時もあります。

自分でも自分が恐ろしい。

しかし、今まで言葉や声に出なかったこういう思いが、私を自傷行為に走らせていたのかもしれない。

私の心の中には、まだまだ無尽蔵の怒りや憎しみがあるような気がして、本当に胸が重く、苦しく、どうしていいかわかりません。

 

でもそれを夫や、私を支えてくれる周り人にぶつけるのは絶対に間違っている。

自殺未遂や自傷行為を繰り返して、迷惑をかけることも違っている。

もらった憎しみ、怒りは、そのもらった所へ、もらった人に返すのが筋であり、優しくしてくれる言いやすい人に返すのは、結局母が私にしたのと同じことになる。

 

母も怒りや不満があるのなら、幼い私にぶつけるのでなく、その不満をもらった所に返すべきだったのです。

私は絶対に母のような人間にはならない。

母と同じ人間になるくらいなら、一回で自殺を完遂したい。人間でいるのをやめたいと思います。